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MIZUKI KAMATA
UNE INTERVIEW EXCLUSIVE réalisée par daNIel le 27/07/2014 à Shinagawa Tokyo dans un salon de dégustation de vins.

TRADUCTION JAPONAISE : Miki IIDA

MIZUKI KAMATA

ダニエル:ご出身はどちらですか?

みずき:東京の赤羽出身です。

ダニエル:東京育ちなんですか?

みずき:そうです。生まれも育ちも東京です。

ダニエル:記憶の彼方をたどってみてください。今日までの人生の選択に影響を与た、特別で非常に強い思い出というのはありますか?

みずき:小さい頃、父が音楽を沢山聞いていたのを覚えています。エリック・クラプトンやビートルズ、カーペンターズや松任谷由実などです。それらがミュージシャンとしての私を養ったといえると思います。

ダニエル:ご家族にアーティストはいらっしゃいますか?彼らが人生に影響を与えたことは?

みずき:私の家族にはミュージシャンもアーティストもいません。けれども、両親が出会ったのはコーラスのグループで、二人とも音楽が大好きです。

ダニエル:ご両親が他の道を望まれたことは?

みずき:特にそれはありません。両親共に私の選択を受け入れてくれる程の理解がありました。

ダニエル:みずきさんにとって今日の生き方は納得のいくものですか?将来特にこうしたいという想いはありますか?

みずき :今の生き方に満足していますが、私の夢は自分の歌を世界で歌うことです。だからずっと英語の勉強をしています。
といっても、私にとって大事なことは日本語の歌を世界で歌うことなんですが。

ダニエル:みずきさんは日々起こる出来事というのは偶然起こるのだと思いますか?それとも、ある順序に従って起こると思いますか?

みずき:両方ともあると思います。自分がその出来事に関わったと思えるものもあります。例えば私とダニエルさんは7年前、私が街中で仲間と歌っていた時に出会いましたよね。それで今こうしてこのテーブルを囲んでいるわけです。

今日の出来事が起こった理由を説明できますよね。でも何故起きたのか説明できないものもあると思います。例えば台風や地震などは偶然という他ないのでは。

MIZUKI KAMATA

ダニエル:みずきさんは他の方が作詞したものを歌っていますよね。ご自分でも作詞されますか?

みずき:はい。他の人が書いた歌も歌いますし、二人の作詞家と共に作詞したり、一人で作詞もします。

ダニエル:歌にはそれぞれ物語があると思いますが、全ての歌に共通するテーマはあるのでしょうか?

みずき:私は人の心の奥底にあるものを歌いたいと思っています。私たちの心はタマネギのように、何層かの感情の層で包まれていると思っています。私の歌を通して一番奥にあるものを見せたいのです。だから欲望について歌うのも好きです。

ダニエル:でも、タマネギのイメージに例えるなら欲望もまた、タマネギの皮の1つといえないでしょうか?タマネギの皮を全て向いたら一番奥には一体何があるんでしょう?

みずき:もちろん一番奥に何があるかまでわかりませんが、歌によって、心の中に隠されているものに近づくことができれば、と願っています。

ダニエル:歌を聴く人に、歌の意味を深く考えてほしいと思っていますか?

みずき:私の歌を聴いて楽しんでもらうことが大切だと思っています。歌詞を書く時、言葉の意味をじっくり考えてはいますが、歌うときは軽く受け止めてほしいなと思っています。

ダニエル:他の人と一緒に作詞されるとき、言葉の選択について不一致や意見の相違はありますか?

みずき:ひとつの歌を作詞するのに対して異なる視点がある訳ですから、何度も話し合いを重ねることが大切です。歌が完成した、というのは皆がその歌に納得がいった時です。

ダニエル:共に作詞をする時の最高の瞬間は、合意点に達したときや、二人がその作品に完全に納得のいった時ですか?

みずき:そうですね、それこそ理想的です!

ダニエル:今のお話を少しまとめると、みずきさんの人生というのは作詞、作曲する人たちとの共同作業、それに聴き手との共同作業ということですね?みずきさんは一人でも生きられると思いますか?つまり、自分自身のためだけに音楽活動をして、音楽があるからそれでも幸せだと思えるでしょうか?

みずき:ちょっと無理だと思います。音楽は一人で演奏するようにはできていないからです。音楽を演奏するにはいつも他の誰かが必要なんです。だから私にとっては始めから、他の人なしで音楽なんて考えられません。

MIZUKI KAMATA

ダニエル:みずきさんにとって、音楽というのは他の人とつながる手段だということですね。
一人では音楽はできないとおっしゃいましたが、他の人たちがいないと私たちは本当に一人きりなのでしょうか?

これから私のインタヴューの主要テーマに移ります。人はそれぞれ自分の奥にたったひとつだけの夢を持っていると思われますか?実現すべきひとつの夢といいますか、それがあると思いますか?

みずき:あると思います!

ダニエル:私のいう夢と、人生で抱く願望に違いはあると思いますか?

みずき:夢と願望はおそらく違うと思いますが、共通点も沢山あると思います。願望や欲がなければ夢に近づけませんから!

ダニエル:あなたは国際的なキャリアを歩み、世界で日本語の歌を歌いたいとおっしゃっていましたね。それはあなたの唯一無二の夢なのか、それともいくつかの願望のうちの1つでしょうか?

みずき:2つとも当てはまるような気がします。夢を実現したいと思う時、それは既に願望ですし・・・

ダニエル:私が追求したいのは唯一無二の夢、天命のようなものなんです。他の選択肢はないと想像してみてください。天命というのは私たちの奥から私たちを導くようなものだと思うのです。この唯一無二の夢を実現させたらもう他は残らないような・・・

みずき:あなたのおっしゃる天命というテーマを聞くと、私にはすぐに「歌うこと」が思い浮かびます。歌うのは私にとって他にはない道です。この唯一の道のまわりに沢山の願望があるわけです。

世界で歌いたいというのは、歌という道のまわりにある願望の1つです。私にとっての天命は歌うことです。

ダニエル:歌というのはみずきさんにとっての中心軸のようなものなんですね。大半の人にとって、夢というのはいつかこの先始まるだろうというものです。とても遠い未来のことかもしれません。そこに到達するにはそのための道を歩む必要があります。夢は私たちの向こう側にあり、手の届かないものと思われたりもします。みずきさんは、今まさに夢を実現させているということですよね。

みずき:私も質問していいですか?天命というのは誰のためにあるんでしょうか?自分自身?それとも他の人のためでしょうか?

ダニエル:私自身よくわからないですが、唯一無二の夢というのは、あくまで私がそう呼ぶだけですが、最良の将来像であり、私たち一人一人の最高の人生の終え方でもあると思うのです。

最高の人生の終え方というのは、進むべき全ての道があって、最高の結末に至るというものです。
大半の人にとっては人生の最期というのは悲劇的で苦しみや不安、病気等ものですの入り交じったものですが、私にはそれが自然なことには思えないのです。道の途上では理解できないこともあります。

これが私の追求したいものです。私が唯一無二の夢や天命と呼ぶものは、もちろん人生の最期に限られた話ではなく、全てのプロセス、つまり人生の最後に花がきちんと開花しきるよう導いてくれる道ということです。

みずき:様々な人生の終え方や生き方がありますよね。道の途中で後悔したくないと心に決め、人生の最後に向かって自分の道を歩み出す人もいます。それに、何も考えずに特に何かを探そうともせず、天命が達成されない人たちもいます。

とはいえ、もちろん私は天命について確信的なことを語るにはまだ若すぎます。

私が最後に伝えたいのは、何よりも、私が好きな人というのは生きるために生きることを愛している人たちです。彼らはそのために困難を抱えたり苦労したりもしますが、唯一無二の夢を実現することがなくても、生きるために生きることを愛している人たちなんです。

Photos © daNIel

 

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