補聴器の種類

補聴器の種類と特徴!今最もメジャーなのはこの型です。

補聴器種類

補聴器には大きく分けて3つの種類があります。

この記事では、3種類の補聴器の特徴やそれぞれの価格帯などを、はじめての方でも分かりやすいように紹介します。

日本人が使う補聴器はこの3種類!

補聴器はつける位置と形状などから「箱型(ポケット型)」「耳かけ型」「耳穴型」の3種類に分けられます。

箱型(ポケット型)の補聴器

箱型補聴器

箱型補聴器は胸のポケットに入れたり、ひもでぶら下げて使用し、箱型の補聴器で拾った音はコードをたどって耳に装着したイヤホンに聞こえてきます。

昔から使用されてきた補聴器ですが、2020年現在では、耳かけ型補聴器、耳穴型補聴器の台頭で減少しています。

人気度、普及度としては3種類の中ではNO.3です。

ただそうは言っても需要がないわけではなく、自宅中心で使用する方、入院している方、手先を器用に扱えない高齢者には重宝されています。

片耳で3万円~が一般的な価格相場といったところでしょうか。

箱型(ポケット型)補聴器のメリット

箱型補聴器には

  • 操作が簡単
  • 価格が他の2種類に比べて安い
  • ハウリングが起きにくいので大きな音も出せる
  • 大きいので紛失する可能性が低い

というメリットがあります。

箱型(ポケット型)補聴器のデメリット

逆にデメリットとしては

  • マイクが本体についているので服がすれる音が気になる
  • 目立つので、仕事などでの使用には向かない
  • 長いコードが邪魔になる

などが挙げられます。

耳かけ型の補聴器

耳かけ型補聴器

2種類目が、2020年現在最も主流になっている耳かけ型補聴器です。

補聴器本体は耳の後ろにかけ、そこから細いチューブなどで音を誘導して耳に入れた耳栓から音を聞きます。

人気NO.1なので難聴の度合いに応じて選べる機種も豊富ですし、小型化もどんどん進んで外見上も目立ちにくい製品が登場しています。

価格相場は片耳で5万円~といったところでしょうか。

耳かけ型補聴器のメリット

耳かけ型補聴器には

  • 音の拡張性が高いので重度の難聴にも対応可能
  • デザイン性に優れた機種が豊富
  • 目立ちにくい

このような利点があります。

耳かけ型補聴器のデメリット

逆に

  • 汗に弱い傾向(防水タイプのものなども出て改善されつつある)
  • 耳穴型に比べればやや目立つ

このようなデメリットも挙げられますが、最近では技術の進歩によってほとんどデメリットと感じない程度に改善されてきています。

耳穴型の補聴器

耳穴型補聴器

そして3つ目が耳穴型の補聴器です。耳かけ型に次ぐ人気NO.2の種類ですね。

一般的に最も小さな種類の補聴器で、耳の型をとって作るので価格は割高になる傾向にあります。

オーダーメイドが基本ですからお値段は最低でも10万円以上します。

耳穴型補聴器のメリット

耳穴型補聴器には

  • 耳の中に音を拾うマイクがあるので自然な音が入る
  • 正確に耳型が取れるほどキッチリと音を届ける事ができる
  • 小さいので目立たない
  • 方向感覚など、耳本来の機能を利用できる

このようなメリットがあります。

耳穴型補聴器のデメリット

逆に耳穴型補聴器には

  • 鼓膜に直結するので大きな音が出せない
  • 慣れるまでは耳の中で音がこもる感じがする
  • 自分の声が響く違和感を感じる
  • 紛失する可能性がある

などの懸念点が挙げられます。

お年寄りが耳穴型の補聴器を装着する場合は紛失してしまうリスクが考えられるので、高額なものですから保管する場所を決めたり、管理は家族の方がするなどを徹底した方が良いでしょう。

2020年現在ではどの種類の補聴器が最も使用されている?

補聴器の流行り廃りも実はあります。

最も古くから利用されてきたのは箱型補聴器なのですが、2000年前後には耳穴型補聴器が使用者全体の60%を占めるほどの主流製品となったのですが、2020年の今では耳かけ型補聴器の人気が逆転しています。

耳かけ型が全体の65%前後、耳穴型が30%前後、箱型が5%前後という数字になっています。

耳かけ型補聴器が主流になった理由としては、細いチューブが開発された事により、より目立たない設計の製品が開発できるようになった事と、小さくてデザイン性に優れたものが豊富に登場したので、選ぶ方も楽しく選べるようになったというのがあると思います。

3種類の補聴器の特徴やメリット・デメリットを紹介しましたが、人気だからと言って全員にとって耳かけ型補聴器が良いという事はありません!

補聴器の使用用途や難聴の程度で選ぶようにしましょう。

大半の方は耳穴型か耳かけ型で最終的には悩むようですが、最後は好みの問題(あとは予算の問題も…)だと思います。